まつげエクステサロンを選ぶ際の注意
まつげエクステサロンを選ぶ際、ポータルサイトや検索エンジンをみて決めると思うのですが、その際に気をつける点がいくつかあります。
まつげエクステで一番問題になるのは、目のトラブルです。
エクステはグルーと呼ばれる接着剤を使って自まつげの上にのせる感じで貼り付けていきます。
その際に使用するグルーは空気よりも重くさらに揮発するので
サロン側がしっかりとマスキングをせずに施術すると目のトラブルになりがちです。
この目のトラブルは年々増加傾向にあり、最近では国家試験である美容師免許取得者でなければ、まつげエクステの施術ができなくなりました。
※以前は資格が無くてもお咎め無しだったようです。
それほど深刻なトラブルが発生していると言うことです。
目のトラブルに関してはここでは詳しく書きませんが、揮発性のグルーが目に入ってしまったり、皮膚についたりすると目に傷がついたりその他にも大変なことが起きてしまいます。
そんなことにならないよう最低限のことを確認してからそのサロンに決めましょう。
確認はウェブサイトでもある程度わかりますが、必ず直接電話で確認することをおすすめします。
施術者が美容師免許を持っているかどうかで腕の良し悪しが決まる訳ではありませんが、美容師免許を持っていないと施術できないと言う法律で決まっている以上、そのサロンの施術者が全員美容師免許を持っているか確認しましょう。
経営者や事務職の方が免許を持っている必要はありませんが、社員の中で一人だけでも美容免許取得者がいれば開業できてしまうので、中には免許証を取得途中の施術候補者やこれから美容師学校に通う予定のある施術候補者に実践を積ませるため、免許なしでお客様に施術をしている悪徳な業者もあるのでしっかりと電話で確認してきましょう。
まつげエクステは美容師が少し練習したとしても、そう簡単に施術が上手になる訳ではありません。
カットが出来る美容師=まつげエクステの施術ができるではありません。
ですので、その施術者が何年の施術経験があるか電話で確認しておきましょう。
アイリストは腕の良い人材が不足している状況なので、数ヶ月実践を積んだだけのアルバイトやパートが施術している場合もあります。
確認しずらいことではありますが、ここだけはしっかりと確認しましょう。
また、これもなかなか言いづらいと思いますが施術の際には美容師免許の提示を求めることをおすすめします。
仮に、免許の提示や年数を確認したときに直感で「なんか感じ悪しサロンだなあ」と感じたら、そのサロンはやめておきましょう。
そんなことを嫌がるようなサロンがいいサロンなはずがありません。
施術前に免許の提示を義務付けているようなサロンだと安心ですね。
まつげエクステの施術は、一般的な美容室と同じで美容所の登録が必要です。
その地域を管轄している保健所や役所に届けを出しきちんと許可が降りてはじめて施術ができるサロンになるので、保健所の許可がちゃんと出ているかどうかを確認しましょう。
ほとんどのサロンが自店のウェブサイトなどで提示していますし、店内にも飾ってあると思いますので、しっかりと確認しましょう。
人間どんなに優れた腕を持っていたとしても100%失敗が無いなんてことはありません。
もしも目に何かトラブルが起こってしまった場合に、眼科医と提携しているサロンであれば安心です。
仮に目にトラブルが起きてしまった場合どのような対応をしてくれるのかをしっかりと確認しておきましょう。
前述しましたが、まつげエクステは美容師免許が必要です。
ですので、美容室が売上の足しにとまつげエクステサロン事業に参入してくることが少なくありません。
当然ほとんどのサロンがしっかりと訓練を積んだアイリストに施術させると思うのですが、中には美容室の延長ではじめてしまうところも無いとは言い切れません。
そういう場合に目安になるのが、専門店かどうかです。
美容室も、ネイルも、まつげエクステも、まつげパーマも出来るようなオールマイティなサロンよりも、
まつげエクステ専門店を選ぶことをおすすめします。
まつげエクステを付けたあとトラブルになりがちなのが、施術後数時間でエクステが何本も取れておちてしまったと言うものです。
ですが、まつげエクステサロンは施術後の保証をしていないところがほとんどです。
理由は、エクステが取れてしまった原因が施術にあるのかどうか因果関係が分かりにくいからです。
また、エクステが取れてしまう原因が施術後の本人の行動にも大きな原因があり、そちらの原因の方がはるかに確率が高いと言う現状もあり、サロン側も非常に頭を悩ませている問題です。
中には自分がオイルクレンジングをしてしまいエクステが取れてしまったのに店の責任だといいがかりをつけてくるようなお客様も残念ながらいらっしゃいます。
それを許してしまうと、次から次へクレームが来ることも考えられますので、基本的に保証はしてもらえないと思いますが、念のため数時間、数日でエクステが取れてしまった場合どのような対応をしてもらえるか聞いてみてください。
また、施術後にそうならないよう少しでもエクステがもつような指導をしてくれるサロンを選ぶことが最も重要です。
施術後●●時間内は運動、入浴禁止、オイルクレンジングはNG、うつぶせ寝はNGなど、詳しく指導してくれ、さらに、まつげに対する負担とケアを考えて、1ヶ月などサロン独自の期間を設定してお休みをとることを提案してくれるサロンであれば間違いないでしょう!!
まつげエクステの施術は非常に繊細な作業です。
まつげの生え方、方向、長さ、太さなど人によってすべてが違う中、適切な施術をしていかなければなりません。
また、まつげ以外にも、敏感肌かどうか、アレルギー体質かどうか、以前にトラブルがあったかどうか、その日の体調など様々なことを確認してからの施術が一般的です。
ですので、はじめて来店したお客様にたいしてしっかりとカウンセリングを行い、施術前に十分な説明をしてもらえるかどうかをしっかり確認しましょう。
もし、あなたがエクステ用のグルーに対してアレルギー反応がある場合、最悪の場合はまつげエクステを諦める必要があります。
このアレルギーに関してはどんなに経験豊富で、どんなに腕の立つアイリストに施術をしてもらったとしても防ぐことは不可能です。
ですので、初めてまつげエクステを付ける場合は必ずパッチテストを行ってくれるサロンを選びましょう。
パッチテストは有料の場合もありますが、無料で必ず行うサロンを選ぶといいでしょう。
有料のサロンでパッチテストが任意の場合は必ず自分から切り出してください。
有料がダメとはいいませんが、パッチテストは必須事項なので、無料で必ず行うのが当たり前になって欲しいですね。
それと念のため書いておきますが、アレルギーを腕(技術)で回避できるなどと言われた場合、そのサロンは避けたほうが無難です。
エクステは皮膚にグルーが付かないよう、まぶたから少し離して自まつげの上に乗せる感じで接着していくのですが、これができる技術があればアレルギーを回避できると言われても信用しないでください。
理屈ではグルーが皮膚に触れなければアレルギーは起こりませんが、グルーが乾くまでに最低4時間、できれは6時間欲しいと言われている訳ですからその間ずっとサロンでマスキングをしたまま待機しているぐらいの配慮がなければ、揮発性のグルーが皮膚に絶対につかないなど考えられません。
非常に残念なのですが、グルーにアレルギー反応が出てしまった方はマツエクは諦めてください。
ただ、マツエクをしなくても自まつげを発育させることができればかなりマシになりますので、まつげ美容液を検討してみましょう。
アイリスト協会は民間団体なので、お金を払えばいくらでも登録できますが、検定の場合は別です。
民間団体の認定級とはいえ、資格試験があるわけですから検定を持っていないアイリストよりも持っているアイリストの方が安心です。
また、アイリストが検定を受けているようなサロンは向上心があることは間違いありませんので、その姿勢も感じ取ることができます。
できれば2級以上の検定が好ましいでしょう。
※念のために書いておきますが認定級を取得していないアイリストさんの腕が悪いと言う訳ではありません。
これら全てを満たしているサロンであれば100点ですが、地方など店舗が少ない場合はなかなかそうも行かないと思いますので、1つでも多くの項目を満たしているサロンを選ぶようにしてください。